Facebook blog
(新旧アカウントで書いていたどうしようもない駄文です(^^;))




植物園の池のほとり
おだやかな光のさすベンチにちょこんと座った、
カメラマンおじいさんたちと、おいら。
ちゅんちゅん
小鳥のさえずり
おじいさんたちも
おいらも
我が世の春を謳歌するかのごとく、
ぼーっとしている。
ここは天国だ。
こんなにのびのびと、
こんなにまったりと、
ぼーっとできるところは、そうそうない。
‥と思っていたら、おじいさんたちは、目を凝らしていた。
目を凝らしてる先を追って見ると、枯れ木の枝しかなかった。
カメラマンおじいさんたちは、枯れ木の枝を魂を込めながら眺めていた。
おいらは、おもわず聞いた。
「あ‥あの‥さっきからなにをご覧になってるんですか‥?」
「枝」
「え‥枝ですよねえ‥」
「あそこに、カワセミがとまる。1時間にいっぺんほど。それを待っとるんじゃ。」
「な‥なるほど!」
「わしら年金極道は、することがないんじゃ。だから、お日さんが昇ってからお日さんが暮れるまで、ずーっとここでカワセミが枝にとまるのを待っとるんじゃ。若いの、これ見てみい。」
見せてもらった写真は、カワセミが飛翔しているのを見事にとらえた、プロも真っ青の素晴らしい写真だった。

「年金極道さん、おいらを弟子にしてください!!」
「ええよ。暇ならきんしゃい。なんもできんけど。わしらはしょっちゅうここにおるから。」

またひとり、人生を豊かにしてくれる師匠ができた。
人生って、出逢いだなとつくづく思った。





わたし 「これ、バームクーヘンやと思って買ったら違ってた(;_;)」

某知人 「へ?コーヒーフィルターって書いてあるやん?」

わたし 「コーヒー味のバームクーヘンって、一瞬思わへん?」

某知人 「一瞬でも1nanoもおもわんがな。」

わたし 「ふしぎ。」

某知人 「ふしぎなんはキミや。百歩譲ってそう思ったとしよう。でも、手に持ったらわかるやろ?」

わたし 「ちょっと、ボンヤリしてたんよ。」

某知人 「もう百歩譲って、ぼんやりしてたとしよう!けどレジに持って行って清算して受けとるときに気づくやろ!?」

わたし 「バームクーヘン食べたいなってワクワクしてて気づかんかった(;_;)」

某知人 「ちょっとまて、それ痛いで。ほんまちょっとそれ痛いで。」

…。
最近、このイタイっていう日本語がキライだ。





ガラガラのIC(都市間列車)
車両の全編成を後ろの車内から撮りたくて
前の車両から後ろの車両に移動ちう
ガラガラで人の気配ない一等車に
あ。ひとがいる。と思ったら
カップルが◯◯◯してやがる!!
昼間の車内で堂々と!
ふ、ふつうなのか?海外ならふつうなのか??
(たぶんちがう)

かたまるカップル。
超かたまるおいら。
きまずい。きまずすぎる。
ふと見たら、
おいらは肩から一眼レフを下げているではないか!!
私は叫んだ

で…でぃっふぇん!!(ち…ちがう!)
で…でぃっふぇん!!(ち…ちがうねん!)

あいむのっと、ヘンタイ!
(おいらは、ヘンタイじゃない!)
ゆ、ゆあ、ヘンタイ!!
(ってゆーか、おまえらがヘンタイやんけ!)

…。
ヘンタイが日本語でほんとうによかった。






今日も、けいばで、けちょんけちょんにやられた。
いつも最後は、すってんてんになる。

おかしいじゃないか。

けいばのテラ銭は、25%のはずだ。
と、いうことわ
のこりの75%をギャンブル狂どうしで
むしり取りあってるはずだ。
おいらは、こんだけ競馬を
してしてしてして、しまくってるのに、いつも最後はすってんてんになる。

おかしいじゃないか。

サイコロの目が、振れば振るほど
6分の1に近づくように
おいらの馬券の回収率も
やればやるほど
75%に近づかなくてはならない。

目を閉じて

いままで馬券に投じたお金の75%が還元された、バラ色の世界を想像してみる。
愛する奥さんに見送られ、クラウンハイブリッドタクシー仕様車で、颯爽と仕事に向かう。今夜のおかずも高見牛のすきやきだ。
むなしい。。
なにひとつ、叶ってないじゃないか!

ぼくは、ぼくがすってんてんになる理由を突き止めた。
JRAが、すぐに払戻金を支払うのが悪い!トリマイの払戻金を、舌の根もかわかないうちに支払いやがるから、ぼくはいつもカーッときて、ぜんぶなくなるまでつぎ込んで、いっつも、すってんてんになるんだ。
JRAは、払戻金をプールして25日前後にお給料として支払うべきだ。

え?そうしたら、またその金で、すってんてんになるって?
それはちがう。
今日の代替競馬も、資金がもう少しあったら、絶対儲かっていたはずだ。



↑生涯一、悔しかった馬券←おそらく一生更新はないと思われるw



ふとした会話の流れで、お客さんと競馬の話題になり、
「きのうもわたし、けちょんけちょんにやられたんですよー」って
ぼくがゆったら、お客さん、目をパチクリして、
『けちょんけちょんてなんです?』と。

あ。そうやんなあ。けちょんけちょんて、あんまりゆわんよなあ…

ぼくは言葉でキチンと説明できる自信がなかったので、
ちょっとちがうなと思いつつも、
苦虫を噛みつぶしたような顔つきで振り向いて、
「こんなかんじです」とゆったら、
『ぜんぜんわかりません』と。

困った。
お客さまの素朴な疑問にお答えするのは、
タクシー業務の基本のキだ。
それは、安全・迅速に目的地まで向かうことよりも
大事なことかもしれない。
そうおもったぼくは、
「ちょっと待ってくださいね。いま、iPadで調べますんで」
と、四灯を炊いて路肩にタクシーを寄せた。

えっと…えっと…(お調べちう) わかりました!
「ひじょうに痛めつけられたり、徹底的にやられるさま」です!
『わかりましたから、急いでください』

お客さまを無事目的地で降ろして、ふと思った。
「おんなじことを外国人に聞かれたらどうしよう?」と。
そうなったら、気が気ではない。
迅速に調べなければ。
それは、お客さんを探すことよりも、今は大事なことだ。

驚くべきことに、無料和英辞典のweblioに
"けちょんけちょんに負ける"の英訳が記載されていた。
be completely beaten らしい。
"わたしは競馬で、けちょんけちょんに負けた。"は、
I completely lost in horse racing らしい。
"けちょんけちょん"という方言のような言葉の英訳を
誰かが調べるかもしれないと想定し、記載されていたことにも驚くが
"けちょんけちょんに負ける"いう例文が併記されていたことには
驚きを通り越して、運命めいたものを感じた。

これは、かみさまの、おぼしめしだ。
昨日のブログが国際的な話題になり、英訳を求められる可能性を示唆したものだ。
こうなったら、気が気ではない。
昨日のブログを英訳せねば!
これは、明日の早めの仕事に備えて、就寝するよりも大事なことだ。

ん?
まてよ?
"けちょんけちょんに負ける"は、わかったけど、
"こてんぱにやられる"は、なんて訳されるのだろう。
さっそく調べてみた。
わたしはけいばででこてんぱにやられた…っと。
ふむふむ。
I lost in horse racing completely らしい。
ん?
completelyって、おんなじ単語じゃないか!
ふさけるな!
昨日のぼくは、こてんぱにやられたのではない!
けちょんけちょんに、負けたのだ!

なんて、えーかげんな英訳だ。
日本語方言の奥ゆかしさと味わい深さが、まるでわかっていやしない。
あーもう、なにもかも、いやになった。
英訳なんてじゃまくさいこと、やってられるか!ぷんぷん!

もう寝るぞ!
これは英訳するよりも、今は大事なことだ。



話は7年前に遡る。

そのとき、わたしはウインズ梅田のB館にいた。
金曜発売の馬券を買いにである。
「なにも金曜に買いに行くことないやん。日曜までじっくり予想したらええやん」
人はみなそう言う。
根本的にわかっていないのだ。
なぜ、わたしが金曜日の平日にわざわざ梅田まで馬券を買いにいくのか、
その本当の意味が。

その日の翌々日には、ディープインパクトのラストランが控えていた。

http://www.deep-breath.jp/deepimpactpicture.html
(わたしが、どれくらいディープインパクトを愛していたかをご存じない方は、このリンクをクリックしていただきたい)

本来なら、こんなとこにいる場合ではない。
一刻もはやく中山に寝袋を持っていかなければならない身だ。
しかし
そのときわたしにはどうしても叶えたい願望があった。

『日本一早く、ディープインパクトの名前が入った有馬記念の単勝馬券が買いたい!』

中央競馬の金曜発売は、大レースに限り、新橋・後楽園・梅田・難波の4カ所のみで発売される。
発売は14時からだというのに、わたしはウインズに朝一番に向かい、開門を待った。
寒さで体を震わせながら、念仏のように独り言をつぶやく。

「00000000000001・・ぶつぶつ」
「00000000000001・・ぶつぶつ」

中央競馬の磁気馬券の最下部には、発券番号が記載される。
わたしは、このレースで「日本一早く発行され、購入したことを証明する馬券」がどうしても欲しかった。
日本一、ディープインパクトを愛している自負があったからだ。
どうしても、どうしても、どんな手段を使ってでもほしかったのだ。

開門の直前、わたしはガードマンのおっちゃんに尋ねた。

「このウインズの心臓部はどこにあるんですか?」

「は!?」

「このウインズの心臓部、つまり中央演算処理装置は何階にあるんですか?」

「は!?」

「大きな声ではいえませんけどね、わたし、日本一早くどうしても馬券が買いたいんです。とにかくベストを尽くしたいんです。1ミリでもコアに近いとゆうか、早く馬券が買える自販機のまえに並びたいんです!」

「しらん!」

おっちゃんは、吐き捨てるようにこたえた。あやしい人間が意味不明の質問をしたのだから、あたりまえの対応だった。

まあいい。とにかくいちばん手前の自販機に並ぼう。
開門と同時に猛ダッシュし、自販機のまえに陣取った。
ほかにだれもダッシュをする人間はいなかった。
まさか。
同じ考えのやつは、いないのか。
ひょっとして、夢は楽に叶うのではないか。

刻一刻と、発売時間が迫る。
12月だというのに、わたしの額から大きな汗が滴る。
左手にマークシート、
右手に500円玉を握った。
購入馬券は100円なのに、なぜ500円玉か。
500円玉のほうが重いからである。
重いほうが、ストンと早く落ちて、反応がはやいとおもったからだ。そこまでこだわった。

あと1分・・あと30秒・・
時報にあわせて設定した腕時計を凝視する。
心臓が飛び出しそうだ。
あと15秒・・
横(の列)を眺める。
同じ事を考えているやつは見当たらない。
まさか。
ほんとうに夢が叶うかも。
手の震えが止まらない。

ジリリリリリリリリリリリ!!

けたたましく場内に馬券発売を知らせるベルが鳴り響いた。
効果挿入口のロックが、乾いた音とともに解除される。
わたしは冷静かつ慎重かつスピーディーかつ大慌てで、両手を硬貨の挿入口とマークシートの挿入口に同時にぶっ込んだ!!


「オカネヲサキニイレテクダサイ」
のあああああああああああああああああああああああああああ!!
非情極まる機械音声が流れた。
あわわわ!あわわわ!あわわわわ!!(慌てふためいてるさま)

すとん。

「0000000000000014」

終わった。
わたしの有馬記念は、日本一、いや世界一はやく終わりを告げた。

そのあとわたしは袖を涙で濡らしながら、中山競馬場へ夜行バスで向かった。






アダルトサイトの画像ごとに、へばりつく"いいね"ボタン。
あれは一体、なんのためにあるのだ。
わたしに言わせれば、あれは地雷以外の何物でもない。
間違って押してしまったら最後、全知り合いに性癖を公開され、最悪、フェイスブックの脱会を余儀無くされる(脱会せざるをえなくなる)。ある意味、核発射ボタンよりもおそろしいボタンだ。
誤作動で押してしまったときの不測の事態に備え、わたしは男らしく、今のうちにいいわけをしておく。

iPadのようなタブレットの場合、地雷を踏まずに、スクロールや拡大させるのは、けっこう大変なのだ。

いや、なにを言っている。
そういうことではない。
えっと
わたしのかっている猫は、タブレットを使いこなす。そして嘆かわしいことに助平である。
だから、たまに飼い猫が間違って押すおそれは、大いにある。

だから、みなさんは、不測の事態がおこった際には、
「もう、マサキさんちの子猫ちゃん、めっ♪」
と、優しく微笑んでいただきたい。



おけら街道 虫の息チェック
(該当する項目をチェックしてください)

(1) 馬券購入自販機に、なけなしの10円玉や50円玉を挿入した。
(2) 無料の湯茶サービスコーナーを4回以上利用した
(3) 場内のATMで現金を引き出した
(4) ICOCAやSuica等がなければ、家に帰れないところだった
(5) 晩ごはんをヤケ食いしたいが、ヤケ食いする金がない。
(6) 今後の競馬との携わりかたを真面目に考えている。
(7) 来週も競馬観戦に行きたいが、行きようがないなと頭を抱えている
(8) 「草喰料理もいいな。自分でできるかな?」と、川辺で草を眺めている。
(9) 交番は、お金を借りるところである。
(10) まっすぐ家に帰らず、なけなしのiCカードの残高を使って、現実逃避をしている。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

全てのチェックが入った方は、
今はなにもかもが、わかちあえる同志です(-_-)

と、いうわけで
飛行機撮影をしに千里川にきて、
川辺の草を眺めてます。なう。






北大路魯山人展の古本を見る。
なんとなく、凄いと思う。
いや、ちょっと待て。
北大路魯山人が作っているから、凄そうに見えるというのは、
ただの権威主義だ。
なんでもない場所に、
ズラーっといろんな陶器が並んでて、
魯山人の器がひとつだけ紛れていたときに、
「こ、これわああああ!
一つだけとんでもなく凄いのが紛れてる!」
って、気づくか?
絶対、気づかない。
ああ、私はただの権威主義の恥ずかしいひとになるところだった。

今、現時点では、魯山人の器の凄みが、私はなにもわかっていない。

少し楽になった。
と、同時に
本当に素晴らしい作品を数多く見て
自分が本当に自信を持って、好きなものを好きだと言えるように、目を養おうと思った。




雑誌やネットで流行りの
上から目線のボロカス系人生相談が大嫌い。
相談にのってるひとや
相談してる人がきらいなんじゃなくって
その構図がエンターテイメントとして
大衆に受け入れられてるってのに虫唾が走る。
『最近の若いもんの甘っちょろい考えを一蹴する』ってのが痛快エンターテイメントとして受け入れられてるんかなあ?
もしそうなら、「ケッ!アホが!」っておもってしまう。
じゃ、見なきゃいいやんって?
そのたうり。
でも、ついつい見てしまうんだ。
心底、腹を立てながら。

なんだかんだ、いいながら、
おいらも人生相談されることに憧れる。
だから
人生相談されたことないのに
人生相談された、うそ話を捏造してみた(笑)

質問者
某コーナーに人生相談を投稿したらボロカスゆわれました。もう生きてゆけません。どうしたらいいでしょう。

まさきの回答
ボロカスにゆわれ、それが洗いざらい知らない人にまで公開されることが前提のところに、真面目に人生相談を投稿するなんて、めっちゃ勇気あるじゃないですか。その回答者さん、逆の立場だったら絶対そんなことしないですよ。そもそもそのコーナー自体のナンセンスさっていうか無意味さをいちばんよくわかってるのは、ボロカスに回答されてるご本人だと思いますよ。じゃあ、なんでその人は仕事として受けたんでしょう?
なぜナンセンスかっていったら、人が人を本気でその人のことをおもんばかって、ボロカスに叱る時は、場所を選ぶものだからです。とくに本当の意味での「大人」なら。人が人を人前で叱るのは、ほとんどは自分(叱ってる本人)のために叱るものです。自分の力を誇示したいから、自分を大きく見せて統率力を維持したいから。まあそんなケースがほとんどで、たまに例外もあるんですけど、まあ、居丈高に人前で人をお叱りになる方は、はっきり言ってロクな人がいません。あ。その回答者のことを言ってるわけじゃないですよ。その回答者はそういうキャラを演じてるだけだと思うから。もし、本気で大衆の目前で叱る行為に酔っていらっしゃったら、どうしようもないと思います。
ですから、そんなコーナーの人生相談なんて、もう、あほらしゅうて、なんの意味ももたないってことですよ。その人が、あなたをほんとうにおもんばかってアドバイスしようとおもったら、個人的に手紙を出します。絶対に不特定多数の大衆の目前で恥をかかせるようなことはしません。たとえ、偽名でもペンネームでもです。
だから、そんなところでなにをゆわれても、全くもって気にする必要ありませんよ。



『男気と免罪』
(とおるくんタクシー物語 VOL134)

おねえさん 「す・・すみませーん!!」
キキキキキーッツ?? (急ブレーキのおと)
わたし「うわあああああ!急に飛び出したら危ないですやん??」
おねえさん 「運転手さん、大急ぎで葛野大路四条まで行ってくれはる!?」
わたし 「あ。ありがとうございまーす!」

おねえさん 「運転手さん、9時までに着ける?」
わたし 「いけるわけなかろうもんですわ。いま、8時50分でっせ?」
おねえさん 「どうしよう。また課長に怒られちゃう(涙目)」
わたし 「そうなんですか?ほんなら、わし、めっちゃ道に迷ったことにしたげますわ。」
おねえさん 「え?」
わたし 「○○○○○タクシーの正木ゆう運転手の車乗ったら、道間違えてとんでもないとこ連れて行かれましたって、その課長にゆうたらええんです。」
おねえさん 「ほんま?ほんま?運転手さんのせいにしてもええん?」
わたし「ええですよ。わし、会社にも、そうゆっときますわ。」
おねえさん 「うわあ♪めっちゃ嬉しいわあ!」
わたし 「ついでに脱輪して溝にはまって、JAF呼んでえらいこっちゃやったことにします?」
おねえさん 「するする!(≧∇≦)運転手さん、いかにも溝にはまりそうな顔してはるし!」
わたし 「溝にはまりそうな顔てどんな顔やねん!ほやけど、ほんまようはまるし、その通りなんやけどなあ。」
おねえさん 「そうなん?」
わたし 「そやねん。わし、自慢やないけど"平成の脱輪王"ってゆわれてんねん。真夜中に連れと雲ヶ畑に星見に行って脱輪して、どえらいこっちゃやったこともあんねんよ。」
おねえさん「うわあー超素敵やん!」
わたし「そおかなあ? あ。でも脱輪はやっぱまずいし、道迷っただけにしといて。」
おねえさん 「うん!あたし優しいし、運転手さん道に迷っただけにしといたげる!(≧∇≦)」

と、いうわけで
もしも、万が一、問い合わせの電話がかかってきたら、
男気ある運転手が、かよわい女性を守るために身を犠牲にして罪を被ったという厳然たる事実を踏まえたうえで、適切な対処をお願いいたします。



いかついおっさん 「しょーれんいん、たのむ。」

わたし 「えーっと、鑑別所と刑務所はわかるんですけど、少年院ってどこでしたっけ?」

いかついおっさん 「なんでわしが、少年院いかなあかんのじゃ!わしは青蓮院たのむて、ゆうたんじゃ!」

わたし 「あ。すみません!息子さん迎えにいかはるんかなと思いまして‥」

いかついおっさん 「なんでわしの息子が少年院に入らなあかんのじゃあああ!!」

・・・。
おっさん、あんたが100%正しい。





いわたやま日記
5月17日 どようび 名前 おさる

きょう、また、あのいまわしい、まさき怪獣がやってきました。。
ぼくは、なんにもわるいことをしていないのに、
まさき怪獣は、いつもとつぜんやってきます。
まさき怪獣は、白いおおきなバズーカー砲をもって、
いつも、ぼくのような、かよわい(生後数にちの)おさるばかり、つけまわします。
ぼくは知っています。まさき怪獣は、バズーカー砲でぼくをやっつけて、
おいしくおいしく、食べちゃうつもりなのです。

おかあさんは、いつもぼくを助けてくれます。
ときには威嚇し、ときには飛びかかり、ときにはおしっこだってかけてくれます。
だけど、まさき怪獣は、ぜんぜんめげません。
へっちゃらだって顔をして、気にせずぼくをつけまわします。
うー!はらがたつー!
ぼくは、おばあちゃんに、きいたんだぞ!
まさき怪獣は、ここにきたてのころ、すごくすごくびびってたんだって!
へっぴり腰で、泣きべそかいて、ぼくのおとうちゃんをつけまわしてたんだって!

あ。まさき怪獣が、おさるのボスに話しかけてる!
なんてひれつなやつなんだ。
あんまりおさるの仲間にしかられるから、
「おれは、おさるのボスのマブダチだぜ〜へへへん♩」ってハッタリこいて近づいてくるつもりだな。
その手になんか、のるもんか!
ね?みなさん?そうですよね?
あ。みんなどっかいっちゃった!
どどどどど、どうしよう。。。

あれ?まさき怪獣が休憩所にはいったぞ。
やれやれ、やっと、つけまわされないですむ。
ん?なんだ?怪獣のくせに、iPadを開けてるぞ。
わかったぞ!怪獣の仲間にFacebookで知らせるつもりだな!
「とっても美味しそうなおさるを見つけたぞ!なう。」って。
たいへんだ!怪獣よりもさきに、ぼくが告知しなきゃ!

えっと、
「ぼくはぜんぜんおいしくないので、ぜったい食べにこないでください!」
うん。
これでよし!







2014天皇賞(春)開門ものがたり


緑服を着たJRA職員の声が響いた。
「本日の開門時間は7:30になります!7:15から完全規制に入りますので列から離れないでください!」

ちょ、ちょ、ちょっとまって。
あんたら、なにゆってんの?
7時25分(日本時間)からレースが始まるやん!
ニコニコ生放送で中継されとうやん!!
ダービーの行われてる真っ最中に開門なんて、非常識にもほどがあるやん!
8:00開門でじゅうぶんですやん!!

時計の針が7時15分をまわったそのとき、
正木徹(仮名)は、淀競馬場シンザンゲートの一陣後方にいた。
正木(仮名)は、イギリスのウイリアムヒルというブックメーカーで、ケンタッキーダービーの単勝をしこたま仕込んでいた。
天皇賞よりも異国のダービーの単勝を厚めに買っている非国民正木(仮名)にとって、開門ダッシュよりも、ケンタッキーダービーの中継のほうが気になってしょうがなかったのだ。

iPadを使って、ニコニコ生中継にアクセスする。
完全規制に入り緊張感漂う中、呑気にネットに繋げてるアホなどまわりに誰一人いないので、
すごく安定した電波状態で中継が閲覧できた。
ケンタッキー州歌、My Old Kentucky Homeがチャーチルタウン競馬場内に響きわたる。
私のiPadからも、My Old Kentucky Homeが聴こえてくる。
その様子を怪訝な表情で眺めるまわりの人間をよそに、正木(仮名)の興奮は頂点に達していた。

「かみさまほとけさま、カリフォルニアクロームさま。。
どうかどうか前日の淀競馬でケチョンケチョンにやられた、かよわき子羊正木(仮名)に、天皇賞の資金を提供してくださいませ!」

時計の針は7時25分を指しているのに、なかなかレースが始まらない。
ていうか、始まる素振りすらない。
正木(仮名)は、海外競馬の重大なdefectをスッカリ忘れていた。海外のレースは、日本のようにキチンと時間通り施行しないのだ。もっとハッキリ言えば、発走なぞ遅れて当たり前なのである。
「なにやっとんねん!はよせなこっちのゲートが開くやん!
わし、iPad片手に競馬中継見ながら呑気に走ってたら、
後ろの猛ダッシュしてくる連中に踏み潰されてしまうやん!」

結局、7時29分になってもレースは始まらなかった。
私は瞳に涙を充満させながら、しぶしぶiPadを鞄にしまった。
7時30分、
開門と同時に、殺気立ったファンらが我先にと場内へ猛ダッシュする。
正木(仮名)も、遠いルイビルに思いを馳せ、泣きながら(レースを見れなかったので)ダッシュした。なんとかかんとか、かぶりつきの場所を確保し、シートを広げると同時に、おもむろに(どこがや)iPadを取り出した。
中継!中継!
おお!レースはまだ始まっていない!っていうか、いま始まるところだ!
開門の喧騒を終え落ち着きを取り戻す場内で、
ただひとり、人目憚らず大声を張り上げているあほがいた。

「そのまま‼︎そのまま‼︎そのままああああああ‼︎‼︎よっしゃああああああ‼︎‼︎」

正木(仮名)は的中した。
「これでGWはゆっくり過ごせる。。明日も仕事が休める。。」

しかし、その夢想はあまりに儚かった。
正木(仮名)は、その日の京都の第1レースで、的中資金を全て失った。
ボクシングで例えると
1R、KOであった。


(※この物語はフィクションであり、実際の人物・出来事とは一切関係がありません)




イスタンブール経由でチューリッヒとゆうように、くにをまたがって移動する場合、都度、そのいく先々で出入国審査&持ち物検査がある。
あやしまれやすいぼくにとっては、鬼門の関所だ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


入国審査官 「おまえ、これなんえ?」

わたし 「え?なんえって、シャボン玉キットやん。ん?シャボン玉って英語でなんてゆうんやろ。。あ。しゃ、しゃぼんボール!!ジスイズ、しゃぼんボールキット!」

入国審査官 「しゃぼんボールってなんやねん!」

わたし 「しゃぼんボールやん!万国共通やん!ほら、こうやってフーッと吹いたら泡になるやつ、おたくの国にもあるやん?あ。そう!あわ!バブル!!ジスイズ、バブルボール!!」

入国審査官 「なんやねん?なんやねんおまえ…不審な液体は少量でも機内に持込へんのわかってるやろな?」

わたし 「これのどこが、あやしい液体やねん!シャボン玉液やん!」

入国審査官 「まごうことなき、あやしい液体やんけ!それに、その異様に膨らんでる胸ポケット、なにが入ってんねん!?」

わたし 「あ。こ、これは…」

ジャラジャラジャララ…(レゴブロックがこぼれ落ちるおと)

入国審査官 「おまえ、これなんやねん!?」

わたし 「レゴブロックやん!おっさん、レゴブロック知らんのかいな?これこそ万国共通やん!」

入国審査官 「なんでこんなもんがぎょうさん胸ポケットに入ってんねん!?って聞いてんねん!」

わたし 「これな、こうやってな。ほら、スイスやトルコを背景に写真撮るためにもってきてんよ(๑˃̵ᴗ˂̵)」

入国審査官 「なんやねん!なんやねん!おまえ、もうほんまなんやねん!?←キレ気味
わし、ポンポンポンって大臣みたいにハンコ押してさっさとおまえらなんか通したいねん!ほんまなんやねんおまえ!!」

わたし 「お、おっさんこそなんやねん…(;_;)」



じぶんに厳しすぎる、おいらは、
仕事のあいまに休憩をとるのではなく、
休憩のあいまに、仕事をするようにしている。
と、いうわけで、
昨日も仕事のあいまに、
いや、休憩のあいまに、
上賀茂神社へ
くらべうまあしぞろえしきの
撮影に行った。
社有車のタクを神社の駐車場に止め
上下スーツにネクタイ姿で、
サンニッパとゆう、
天体望遠鏡のようなレンズを肩にかついで、
よろめきながら、会場に向かった。
会場はガラガラで、
簡単に特等席が、確保できた。

あ。会社からのでんわ。
いま、忙しいから、でれません。

くらべうま、あしぞろえしきとゆうのは、
早い話、競馬だ。
厳密にいえば、
5日に行われる競馬会神事が
盛り上がるように、
実際に馬を競走させて
本番で同じくらいの能力の馬が
対で競走できるように
早い馬と遅い馬を振り分ける儀式だ。
ぼくは、迫力のある写真が撮りたいから
超望遠で柵の下から
匍匐前進のような格好で
カメラを構えた。
スーツ姿だったから、
めちゃくちゃ浮いていたけど
そんなことは、気にしない。

あ。馬が走った。
あ。騎手が振り落とされた!
たいへんだ。
馬が暴走して、
こちらに突っ込んでくる!

『危ないから離れて!』

離れるもんか。
ぼくは、馬に踏みつぶされてもいいから、
このシャッターチャンスを逃したくなかった。
狂ったように走る空馬。
それを柵下から狙うおいら。
パシャパシャパシャ
危ない!ほんとにひき殺される!
僕は、寝たような態勢で
ゴロゴロ横に転がって
危機をなんとか、回避した。
スーツは砂でドロドロになった。
パンパンパン
軽く、振り払う。
だめだ、とれないや。
しょうがないから、
一旦会社に帰ることにした。
車に戻るとちゅう、
まわりのひとは、
みんなふしぎそうにぼくを見ていた。

会社に帰ったら、えらいさんが、
『どないしてん?ドロドロやんけ』
ときくから、
ぼくは正直に、
『いや、サラブレッドが、猪突猛進て感じで突っ込んできよったんで、わし、砂煙をあげながら、転がってよけたんですわ。』
とゆったら、
思い切りでかい声で、
『うそつけ!!』と。

いやいやいや‥
ほんまやし。






↑これを書いてた頃は、まだ勤め人でした(^^;)





感想orいちゃもんwはこちらへおねがいいたししますm(_ _)m
tohrumasaki@yahoo.co.jp